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ロングランの秘訣は脂肪燃焼!? 書籍「Slow Burn」

こんにちは。
ひざ痛なく、フルマラソン完走!
をめざしている海老原です。

今日もアクセスありがとうございます!

今日は、ここ数回の記事で書いてきました、
私のマラソンバイブルとも言うべき書籍「SLOW BURN」をご紹介します。

マラソンランナー必読書 SLOW BURN

この本の著者のストゥ・ミッテルマンStu Mittleman)氏は、
長距離走の世界的第一人者。

マラソンというと「いかに速く走るか?」というパラダイムの本や情報が多い中、
この本は「いかに長く走るか?」がテーマになった斬新な本で、
目からウロコな情報が盛りだくさんです。

走ると膝に痛みを感じていた私ですが、
この本の指摘を実行する事で以前感じていた痛みがかなり軽減されたので、
同じ膝の痛みに悩みを持つ方にお勧めしたいと思います。

Slow Burn: Burn Fat Faster By Exercising Slower

 

著者のミッテルマン氏は、マラソン、トライアスロン、アイアンマン、ウルトラマン(アイアンマンの2倍)、100マイル(160km)ランや、アメリカ横断走、6日間連続マラソンなど数々の超長距レース協議に参加する耐久レースの強者。

6日間連続耐久レースでは6日間で501マイル(約800km)を走破し、3年連続してアメリカ記録を保持していたことがあり、また、レースとレースの間がわずか2ヶ月ぐらいしか無くても上位成績を残すといったバケモノです。

そんな強者のミッテルマン氏ですが、1984年の6日間連続マラソンで上位成績を収めるものの、それまでに無い右足の痛みを感じ、
体全体の不調に襲われます

この原因を耐久レースに同行する医師に聞いたり、関連書籍で調べ、
それが炭水化物中心の食事スタイルにあったと気づきます

マラソンや運動競技の前は炭水化物をとるのがいいと言われていますが、
ミッテルマン氏は、炭水化物をエネルギー源とする糖燃焼 (Sugar Burn) ではなく
体の内部に蓄積された脂肪燃焼 (Fat Burn)を優先させるということが、
長距離走でパフォーマンスを発揮する為の鍵だという結論に至ります。

そして、自らの理論をコロンビア大学の大学院で研究し、

  • 長距離を走る為の考え方
  • 長距離を走る為の練習の仕方
  • 長距離を走る為の食事の仕方

の3つをまとめたのがこの書籍です。

カーボローディングまだしてるの?

ミッテルマン氏はそれまでパスタなど炭水化物満載の食事をしていましたが、
炭水化物を極力取らない食生活にがらっと変え、
その後の6日間耐久レースで、自身の記録である501マイルを大幅に越える、
571マイル(約900km)という記録を体の痛み無く実現したといいます。

現在の私たちの身の回りには炭水化物が溢れています。
そして、炭水化物を直前に食べる事がマラソンなどの競技で
パフォーマンスを上げる秘訣だと、
今もマラソンの入門書に書いてあるのをたくさん見かけます。

でも、私はミッテルマン氏のこの書籍に出会ってから、
炭水化物を極力取らない食事に切り替えました

そして、それまで30分も走ると必ず発生した膝の痛みが無くなりました

おまけに、脂肪を燃焼させるというのは体重を減らしたいと思う私に取って、
願ったりかなったりの話ではないかという事で、
この本に強烈に影響を受けています。

この本に書いてある事を実践する為に一番必要なのは、考え方を変える事。

特に難しい事を言っている訳ではないというのも、お気に入りの理由です。

こんな名著なのですが、日本語の翻訳本が出ていない様なので残念です。
私の様に体重が重い方、走ると膝や体に痛みが出る方にとって、
試す価値がある理論だと思います。

そこで、私のブログで私なりの解釈という形で、
この情報を日本語に落とし込む事にしたいと思っています。

これまで2ヶ月程度、この理論に出来るだけ従って
マラソントレーニングをしてきましたので、
その経験を含めてレポートしたいと思います。

ご期待ください!

 

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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